爪水虫の市販薬で治療は可能

多いのは足の親指の爪のようですが、
足の爪などに白癬菌というカビ菌がとりつくと、厄介な爪水虫になります。
爪水虫はそのままにしておくと他人に感染することが多いのと、
本人も歩行する際に爪に強い痛みを感じます。

 

爪水虫とはどんな症状か

実はこの爪の病気である爪水虫は10人に1人の割で発症しています。
年齢的には60歳以上の人に多いようですが、若いからと油断はできません。
爪水虫になると、爪が分厚くなり、色が肉色ではなく、白あるいは黄色に変色します。
同時に爪の周囲が痒くなったりもし、爪がポロポロと欠けてきて変形します。

 

まずは清潔にすること

爪水虫の菌は白癬菌という真菌、つまりカビ菌で、
カビ菌は10種類ほどが空気中などに存在していますが、そのひとつが白癬菌です。
白癬菌は比較的高温多湿の環境を好み、たんぱく質のケラチンが大好物です。

 

と言うことは、足や身体を清潔にして、たとえば風呂上りにはきちんと乾かせば、
白癬菌に感染しにくいと言えます。
言うまでもなく、不潔で湿った足拭きなどは、白癬菌にとっては好都合な環境です。

 

爪水虫に感染したら

清潔で高温多湿でない環境では白癬菌は悪さをしませんが、
他人から感染する経路が多いようです。
つまり、家族でも集団生活でも、そのうちの誰かが爪水虫の場合、
空気感染はしませんが、スリッパや足拭きなどを介して感染します。

 

感染すると、先に述べたような症状が発現しますから、
自覚症状があったらすぐに皮膚科を受診しましょう。

 

皮膚科での治療

皮膚科での爪水虫治療は意外に思われるかもしれませんが、多くの場合、
外部からの塗り薬やスプレー薬などは使いません。
治療は抗真菌剤の内服薬で、たとえばラミシール錠やイトリゾール錠が処方されます。

 

これは服用することで、体内から白癬菌に作用し、白癬菌を死滅させる治療法です。
なぜ外部からの塗り薬などが使われないかと言いますと、白癬菌は爪の表面ではなく、
内部の奥深くに生存するからで、そうなると外からの薬が内部に届かないからです。
なお、この治療は短くて6ヶ月、長いと1年はかかると思いましょう。

 

病院で使われる爪水虫治療薬

医療機関では、飲用薬をメインにして爪水虫を治していく事になります。

 

通常の水虫の場合は、塗布薬を使う事が多いのですが、爪水虫となると、
爪の内部にも菌が入り込んでいる事が多く、患部に行き渡りにくい飲用薬よりも、
一旦体内に成分を摂り込む事になる飲用薬の方が効率的なのです。

 

そして、爪水虫に関する飲用薬は主にラミシールとイトリゾールです。
それぞれについて説明していきましょう。

 

イトリゾール

抗真菌(カビ)薬であり、細胞膜の生合成をブロックする作用があります。
水虫の要因菌である白癬菌に留まらず、多くのカビが原因の症状に効きます。

 

イトリゾールでは「パルス療法」という方式に沿って使う事になります。
この方式では、7日間継続飲用し、21日間飲用しない期間を設ける事になります。
この周期を3〜4度繰り返すと、身体の中の菌が滅菌されるのです。

 

そしてイトリゾールは吸収効率が低い薬ですから、食事の後に服用して、
食べ物と共に吸収させるようにして下さい。
お腹が空いている時に飲むと、吸収率が5割以下になってしまうそうです。

 

ちなみに、肝機能の衰えや肝機能障害などの副作用に見舞われる恐れがあります。

 

ラミシール

こちらも抗真菌薬です。

 

ラミシールを飲む場合には、定常的に血液テストをしなければならなくなる事があります。
なぜなら、ラミシールが原因で肝機能の衰弱等に見舞われる事があるので、
血液の状態を介して、肝臓の具合を見る必要があるからです。

 

そして、肝臓などに異変が起きた際は、ラミシールを飲むのはストップとなり、
薬を変える事もあります。

 

こちらは、毎日飲まなければなりません。

 

妊娠・授乳期間中は飲めない

肝機能への影響の他、胃腸に影響して腹痛や下痢を引き起こす場合もあるようです。

 

ですから、妊娠・授乳期間中の方の服用は厳禁です。
血液を通じて成分が赤ちゃんの身体に侵入し、悪影響が及ぶ恐れがあるからです。

 

飲用薬が飲めない方は、塗布薬を使うしかありません。
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